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映画の雑談~に

映画の雑談~に
自分の好きな映画のお話です。
「いつか どこかで」 小田和正の監督&脚本の映画です。
主人公(時任三郎)は建築会社の開発部の企画担当で、会社で自分の理想と現実のギャップに悩み
同僚(宅間伸)とキャンプに行った先で、マドンナ(古い言い方(^。^))に出会い~
そこから、始まるストーリーです。
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この映画、映画評論家には評価が悪く興業的にも悪かったらしい~
それから小田和正は第二回監督作品「緑の街」を撮ったのですが~
でも私はこの映画好きですね~(^-^)
この当時、キャンプなどもしていてシチェーエーション的になんか良かった。
(主人公はランクルでしたが、私はジムニーでした)
このストーリーはシンプルに進み片思いの主人公が想いとてげるお話です。
音楽と風景のバランスが良くて、さすが小田さんと思いました。
「最後の所の主人公の上司(津川雅彦)の言葉も観ていて気持ちよかったです。
相手役(マドンナ)?の女性はモデル出身?なのか演技は×でセリフのカツゼツも悪くかったですが
(それも不評らしい)
わたしは、その素人とらしさが演技でギコチナイのか?思ってました。
評論など置いといて
私はこの業界の人に見て欲しい~な・・・と思う作品ですね!!!!
評論・・・って難しいですよね?
人の感性は様々だし、「ひとソレゾレだからね。」と言えば それで終わってしまいますし~
「美術館で、ある著名な評論家が絶賛した作品を自分が見ても何も感じない時もあり
 また著名な評論家がダメだと言った作品を自分が感銘を受ける時もあります」
「ゴッホも 生前は評価されなかった・・・」
評価は平均値であり~また自分の「ものさし」と照らし合わせる 部分があればよいのかと・・・
話はそれましたが、製作やデザインの現場での評論は、誰がするのでしょうか?
昔、「アートは自慰行為・デザインは相手がいる事」と先輩に言われた事があります。
相対する表現において、デザインの評価の相手は~
お店をデザインするなら、「お店のクライアントで無く」 その「お店に来るお客でしょうか」
いまさら、この業界の心の持ち様をひさしぶりにこの映画を見返して~批評サイトを見た時感じましたね。

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仮面ライダーオーズ/000 変身ベルト!

こんにちは。めっきり寒くなってきましたね。
1年は早いもので今日から12月突入です。
12月と言えば、クリスマスです!
それでさっそく王子ご希望のクリスマスプレゼント用に探していたのだが・・・。
これが全く無いわけです・・・
仮面ライダーオーズ・・・おそるべしです。
ちなみにネットで色々探してもプレミア価格付いてて、
定価の倍くらいになっちゃってるんですよ。
そこまでしなきゃGETできないのかなぁ~と半ばあきらめていたところ・・・
とあるサイトのクチコミで12/1にイトーヨーカ堂で先着50名販売があるとのこと。
ただその店舗は自分の地域から2県またいだとこなので、さすがに無理だな・・・と。
ただそれ以外の別店舗でもそんな情報が流れていたので、これはもしや全店か!?
と、希望を胸に昨夜は眠りに落ちました。
朝一、問い合わせのTELをしてみても当然開店前で、自動アナウンスが流れるだけ・・・
ただ、近隣店舗のうち1店舗が通常開店時間より1時間早い開店というのを聞き逃さなかったのです!ニヤ
そこで一か八か!! その店舗へダッシュして入口前で待ってる人の年齢層をチェック。
やはり勘は当たっていました!
たどりついて店員に声かけるとオーズベルトの整理券を配布してました~♪
おかげさまで定価よりも若干安い通常プライスで買えました
これで安心安心です。
まだGETできていないお父さん、お母さん、頑張ってくださいね!
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ガンプラ大好き

先日、静岡に出張して来ました~
帰りに「静岡ガンダム」を見てきましたDSC00784.jpg
子供の頃から、プラモ造りは良くしていましたが、最近またガンプラ造りにハマっています(^-^)
バンダイの技術力には、すごいです。
ガンプラ30周年記念RG(リアルグレード)ガンダムも造りましたがこのパーツ数は207パーツ($・・)
それが片手の大きさで組みあがる技術力・・・すごいです。
頭のパーツや関節のパーツなど、数ミリの物がありピンセットでなければ摘まめませんでした。
ここ数年のプラモの中で造っていく中で久しぶりの感動でした。
(パーツ数や製作組みあがりの 巧みは「マクロスFバルキリー」も感動しましたが)
「RGグレード ガンダムです。」DSC00838.jpg
近々のガンプラが感動的なのは、ガンプラ製作者が造りたい「こだわり」を現代の技術を取り込んで入り所です。
「外装パーツを剥がしても中身の関節デティールがつじつまが合う様に組みあがる様に、製作していける
普通は見えない所は、省略する所をあえてこだわり つくる過程をどう楽しみさせようと想像しながら~
プラモの原型を構成しているところだと思います。
「私は無心に、没頭したい時にガンプラは良いです」
何故なら(●^o^●)製作物に製作者側の愛情が入っている製品だからです。

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ディテールの戯言 その1

私は縁側(えんがわ)に憧れています。
縁側
「形式としては 縁側=古くから日本家屋の南側にある板間での様なもので、
欧風建築でのベランダなど様なもので~」・・そんな、建築様式の事はさておき
子供の頃、いなかで日差しを浴びながら色んな食べ物をたべて~
そして色んな大人たちが変わるがわる、話に来た記憶があって
自分がそこにいる事を自然となじんでいた様に思われたと記憶しています。~
その後、建築関係に携わり、日本人が古来に縁側が親しんだ理由を知りました。
日本古来に風流=「わび・さび」の心は、あいまいさにも共通する部分があるそうです。
「わび・さび」は今では茶道でしか聞かない言葉かもしれませんがね
「縁側」と言えばいわゆる「借景」という言葉を思い出します。~
「借景」とは=それは縁側は、室内と外(庭/自然/空間)の間にあり、
場所としてはどちらでも言えない「あいまい」な空間なのかもしれません。
けれども、そのスペースにいるとき「風景を借りる」事により無限の広がりがあると考えられていました。
おさまり(ディテール)の部分にこだわる職人気質と~
こだわらない解放された空間(スペース)をとらえる気質~
そのあいまいな空間こそが、「わび・さび」の心であるような気がします。
そこにまた日本の「粋(イキ)」があるのかもしれません
欧風建築のベランダとは、根本的な部分が違います
(逆に庭に塀をたてず、空間の仕切が一回りおおきのかも知れません)
「借景」は曖昧さなのかも知れません。
そして現代、日本人の「あいまいさ」は罪の様な考えで悪とさえ考えらています。
けれども、その曖昧さはじつは「借景」の様に無限に取り込み受け入れる考え
~そして空間を解放して、うけいれられる~
そんな良さが、「わび・さび」の中にもあるのではないでしょうか?
「縁側は人の縁を繋ぐ場所」と、昔はいわれたそうです。
現代の中でそんな空間が造れないでしょうかね?
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映画の雑談~いち

映画の雑談~いち
自分の好きな映画のお話です。
「みんなのいえ」 三谷 幸喜さんの脚本と監督の映画です。
簡単な内容は~
「主役(田中直樹:三谷監督本人役)のバラエティ番組を手がける放送作で。妻(八木亜希子)
との仲はよくて、二人は新居を建てることになり
妻の提案で、設計を彼女の同じ大学だった、建築デザイナーの柳沢(唐沢寿明)に依頼する。
そして、施工を大工の棟梁である父長一郎(田中邦衛)に頼むことに~
デザイナー(ちょっと偏りがちな)と大工の棟梁(在来工法でしか立てた事のない)のやり取りを
おもしろおかしくした「コメディー映画」なのですが。。。
私は始めて、この映画を見た時は笑えると同時に「わかる、わかる」と言う気持ちが多かったです。
設計側と製作側のお互いの「もののこだわり」があり、それを忘れずに活きている部分が逆に共感があって、
コメディーと言うよりも、この仕事に携わって行くものの「バイブル」なのでは(少し大げさかな?)
と思いましたね。
映画の中で竹割りのタイルが結構な重要な部分で出てきます。~私もいつか使いたいと思いってますが、
白のタイルのコーナーのディテールを見せるシチュエーションになかなかなくて。
白のタイル=目地が汚れるが一般的な考えな様ですが、はたしてそれが全て正しいのでしょうか?
最近、経年劣化を頭ごなしに嫌う事が多いと思います、何でも新建材があって、より良いものがあるのは確かですが~
メンテナンスをして使えば、何年も・そして古い素材だとしても~使えると思います。
「温故知新」では無いけれど、古い材料を知っていて新しい事をやっていければ良いですよね。
映画だから、最後はこだわりを持った二人がお互いを認める事になりましたが、現実の現場ではなかなか
そこまで行くには努力が必要ですね。(映画は妻の父だっから)
でも、田中邦衛さん すきですね~
邦衛
邦衛さんの演技を見る事だけでも見る価値はありだと思いますね~