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皮と木材のはなし

私は革製品が好きである~
皮製品にも様々にありますが~なめした皮が好きで。
財布、小銭入れ、バックなどにミンクオイルを塗り味わいが出てくるのが良いものです~
先日、うちのツレから結婚記念日にトラベラーズノート頂きました。
前からロフトとかで見て欲しそうな顔をしていたら~(*^。^*) 頂いちゃいました~!!
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このノート基本はシンプルな厚い皮に自分でカスタマイズしたノートやパーツさらにオリジナルで付けたしなど~
して行き自分なりのオリジナルの手帳になって行くものです。
かなり、お気に入りです(●^o^●)
~日常の生活の皮(小物や衣服)と相対するインテリアの媒体は木材だと私は思います。~
皮も本革製品から(なめしたもの、コーティングしたもの)合皮などあり
それぞれの良さがありますよね、人によっては、本革製品は扱いやメンテナンスなどしないと痛んでくるので
(雨の日や、人の油分でカビが発生したり、オイルをつけたり:コーティングの皮はそれはないですが)
合皮の方がよいと思う方々もいますよね~
インテリアの中の木材のいま新建材などがあり、あまり無垢材(本物の木材)での製品は少なくなっていますね~
いまは木目調の化粧板と呼ばれる新建材が良く家具に使われています。
木製の板に見えるのも、表装だけのプリントの木目で中は芯材と呼ばれる集成材などが使われています。
プリント合板と言われると、印象が悪いかも知れませんが皮の合皮と同じように機能性は無垢材よりは実際はよいです、特に家具の天板に使われるメラミン樹脂化粧板など、水に強いし傷も付きにくくまた木目(そろって)も美しいです。
とある現場で腰にパネルに無垢材を使用したら、木目が均一でなくまた節がある部分が気になるという方もいらっしゃいました。
無垢材だと、使っていくうちの~物がぶっかったりキズが付いた跡が気になる事もあります。
床のフローリングでも無垢と張り物では、日常のメンテナンスの手間がすごくかかります
機能だけで見れば、インテリアでは化粧板(新建材)
皮製品などでは、合皮などが・・・・いそがしいい日常の現代人には合っているのかも知れません。
けれど、わたしはなめした皮製品が好きだし、無垢材が好きです。
「無垢材は呼吸しているので、本当に落ち着くまで何年もかかります。」
けれど本革や無垢材は、木や動物から、製品としてまた生き返って、違うかたちで生きているのだと思います。
「人は不完全だから、死んだら完全になり。人形は初めから死んでいるから完全である」と言った作家がいます。
本革製品も無垢材もまだ生きているから、不完全のままの状態なのかも知れません。
だから、使い続ける以上・・・・不完全のままの良さを「味(あじわい)」として感じて使って行きたいと思いますね(^-^)