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映画の雑談~いち

映画の雑談~いち
自分の好きな映画のお話です。
「みんなのいえ」 三谷 幸喜さんの脚本と監督の映画です。
簡単な内容は~
「主役(田中直樹:三谷監督本人役)のバラエティ番組を手がける放送作で。妻(八木亜希子)
との仲はよくて、二人は新居を建てることになり
妻の提案で、設計を彼女の同じ大学だった、建築デザイナーの柳沢(唐沢寿明)に依頼する。
そして、施工を大工の棟梁である父長一郎(田中邦衛)に頼むことに~
デザイナー(ちょっと偏りがちな)と大工の棟梁(在来工法でしか立てた事のない)のやり取りを
おもしろおかしくした「コメディー映画」なのですが。。。
私は始めて、この映画を見た時は笑えると同時に「わかる、わかる」と言う気持ちが多かったです。
設計側と製作側のお互いの「もののこだわり」があり、それを忘れずに活きている部分が逆に共感があって、
コメディーと言うよりも、この仕事に携わって行くものの「バイブル」なのでは(少し大げさかな?)
と思いましたね。
映画の中で竹割りのタイルが結構な重要な部分で出てきます。~私もいつか使いたいと思いってますが、
白のタイルのコーナーのディテールを見せるシチュエーションになかなかなくて。
白のタイル=目地が汚れるが一般的な考えな様ですが、はたしてそれが全て正しいのでしょうか?
最近、経年劣化を頭ごなしに嫌う事が多いと思います、何でも新建材があって、より良いものがあるのは確かですが~
メンテナンスをして使えば、何年も・そして古い素材だとしても~使えると思います。
「温故知新」では無いけれど、古い材料を知っていて新しい事をやっていければ良いですよね。
映画だから、最後はこだわりを持った二人がお互いを認める事になりましたが、現実の現場ではなかなか
そこまで行くには努力が必要ですね。(映画は妻の父だっから)
でも、田中邦衛さん すきですね~
邦衛
邦衛さんの演技を見る事だけでも見る価値はありだと思いますね~